エンジン系製品Q&A
■燃料劣化防止剤を使用する。
ガソリンなどの燃料は、そのまま保存すると数ヶ月で酸化し、ガム状に変化します。
酸化などを防ぐため、燃料を満タンにし、燃料劣化防止剤を使用し保管します。
燃料劣化防止剤は酸化を1年以上も防ぎます。
■燃料は全部抜いて格納する。
燃料を空にし、エンジンをかけ自然に止まるまで動かす。 その後、直射日光が当たらない場所におき、カバーなどをすると良いでしょう。 ※エンジン内に残った燃料がパイプなどで固まる為、より良い方法とは言えません。
エンジンは、燃料・火・空気が正しく揃うことで動きます。
エンジンがかからないということは、燃料・火・空気のどこかに原因がある事が多いので、まずはこの3点を調べましょう。
■スイッチをオフにしていませんか?
製品によっては、オンオフのスイッチがあります、注意して下さい。
オフ状態であると、いくらスターターを引いてもエンジンはかかりません。
■古い燃料がエンジン内に残っている。
新しい燃料に入れ替えて下さい。
■燃料の吸い込み過ぎ。
シリンダー内の燃料濃度が濃くなりすぎているので、プラグを外して乾燥させます。
チョークの状態でスターターを何度も引くと燃料濃度が濃くなる原因となります。
■違う燃料を入れてしまった。
灯油など違う燃料を入れると、エンジンが焼きつくなどし、修理が必要になります。指定の燃料をいれましょう。
■点火プラグのギャップが規定と違う。
点火プラグのギャップ(通常0.7~1mm)が規定通りの長さかを調べてください。
■フィルターが詰まってしまっている。
フィルターがゴミなどで詰まってしまうと必要な空気が入らず、エンジンがかからなくなってしまったり、エンジンの回転数が上がらなくなってしまったりします。 こまめに掃除をしましょう。
■エンジンオイルの入れ過ぎ
エンジンオイルを入れ過ぎると、フィルターが詰まったり、シリンダー内にエンジンオイルが逆流し、エンジンがかからなくなってしまいますので、適量を入れましょう。
燃料は混合油となります。
混合油とは、ガソリンと2サイクル用オイル(潤滑油)を混ぜたものです。
構造上、4サイクルエンジンに比べ、軽い(小型)のが特長です。
※混合比を間違えないようにしましょう。
燃料は無鉛ガソリンとなります。
別途、エンジンオイルがエンジン内に必要です。
エンジンオイルは劣化するので、定期的に交換が必要となります。
【4サイクルエンジンの特長】
排出ガスが少なく環境にやさしい。
エンジンがかけやすく、静か。
2サイクルエンジンに比べ、燃費が良い。
現在では、環境の事を考え、2サイクルエンジンから、4サイクルエンジンへと移行していっています。