農電ケーブルは、植物栽培の「熱源」として、いろいろな用途に使えます。
地中/水中などに配線し通電すると、植物の育成に適した温度に暖まり、
自然環境をとわず、そさい/花き/その他植物の育苗/育成/軟化栽培など幅広くご利用いただけます。
商品特徴
主な特長
1.安価で経済的です。
農電ケーブルは他の施設園芸資材に比べて安価です。
その上発熱効果がよく熱のロスがなく有効的に使え経済的です。
2.安全で使いやすい。
農電ケーブルは電気用品で耐水性、耐酸性、耐アルカリ性に富み
化学肥料にも変化なく柔軟性にすぐれ安全で使いやすい電気温床線です。
3.老化しにくく感電の恐れがありません。
農電ケーブルには特に研究された耐熱性塩化ビニールが使用してあり、
ゴム温床線に比べて老化現象は数倍しにくく感電の恐れがなく長持ちします。
4.合理的な長さです。
農電ケーブルは多年による研究と技術、実績と経験により、
長さは合理的に設計してあり、均一な温床が得られ均一な健苗が育ちます。
5.三相型は独特な製品です。(実案特許)
三相200V用は三角形で発熱効果がよく、ヨジレや圧力に強く
レアーショートの心配がなく特に使いやすい製品です。
主な用途
●電熱育苗
キウリ、トマト、メロン、各種そ菜類、水稲、葉たばこ、花き類、
観葉植物など多種類の育苗を農電育苗にしますと、圃場が簡単で特に効果があります。
●促成、抑制栽培
トンネルやハウス栽培の床温、気温の適温確保に土中や土上に配線し使います。
例えば「いちご」の栽培に用いますと大きな効果があり増収になります。
他の暖房機器との併用も一段と有効です。
●軟化(芽物)栽培
うど、にら、みつば、みょうが、しょうがなどの軟化栽培を農電圃場にすれば、
特に簡便で安定した収穫になります。
●接木、さし木
スイカ、メロン、キウリ等のそ菜類は勿論、さつき、すぎ、ひのき
ばらなどの植物全般のさし木を農電温床にすれば、確実性が100%近くになります。
●菌茸類の栽培
しいたけ、なめこ、えのきだけ、マッシュルーム等の栽培に農電ケーブルを配線施設すると、
相当な増収になります。
●その他
「たけのこ」促成の地中配線、「こんにゃく」の電熱貯蔵、家庭園芸の
小型温室内配線や菜園に用いたり、コンクリートの氷結防止など多様に使えます。
農電ケーブルの種類と特長
農電製品のプラグ結線方法 三相200Vの場合
仕様
- 品名農電ケーブル 三相200V 500W 60m
- 品番3-500
- メーカー日本ノーデン
- 規格三相200V・500W・60m
- 使用面積約2坪
- 備考三相200V
※農電ケーブルは抵抗線のため±1.5m前後の誤差があります。
※使用面積は、'は種床'に使用した場合の「めやす」
※農電ケーブルは、電気用品です。Q&A
- 農電ケーブルを施設したのですが'あまって'しまいました。
あまった部分を切断しも、だいじょうぶですか?
- 農電ケーブルの発熱部分は、'きったり'・'つないだり'できません。
「切断」した場合は、事故防止のため使用しないでください。
- 農電ケーブルを'タバ'のまま、通電してもだいじょうぶですか?
- 農電ケーブルは、必ず'タバ'を「ひろげて」発熱線と発熱線が接触しないようにしてから通電してください。
'タバ'のまま通電すると火災事故のおそれがあります。
- 100V用の農電ケーブルに200Vを通電しても、だいじょうぶですか?
200V用の農電ケーブルに100Vを通電しても、だいじょうぶですか?
- 農電ケーブルは、電圧別に製品が用意されています。
かならず、製品の電圧と使用電圧が一致していることを確認して、ご使用ください。
電圧が一致していないと、火災事故のおそれがあります。
- 農電ケーブルを何本も使用したい場合は、どのように配線したら良いのですか?
- 通常の電気器具と同じように、かならず、並列接続してください。
電気容量までお使いいただけます。
直列接続は、できません。事故のおそれがあります。
- 農電ケーブルを空中に配線することはできますか?
- 農電ケーブルは、地中配線用です。空中に配線したい場合は、
空中配線専用温床線「農電園芸ケーブル」をご使用ください。
- 温度管理を自動化したいのですが、どうしたらいいのですか?
- 農電電子サーモを併用していただければ、設定した温度を保つよう自動運転する事ができます。
その場合、農電ケーブルの電圧とサーモスタットの電圧・容量を確認して使用してください。
- 断熱材は、なにを使用したらよいのですか?
- エアキャップ・発砲スチロールなどをお勧めします。
エアキャップ(包装資材)の場合は、「かさねて」2センチ~3センチの厚さがあれば充分です。
いずれの場合も「透水性」がありません。とことどころに水抜きの穴をあけるとよいでしょう。
- 寿命は、どのくらいですか?
- 使い方によりますが、3~5シーズンくらいで交換することをおすすめします。
翌シーズンに使用する場合は、被覆にキズなどがないか、よく確認してください。