■水産加工・養殖・生け簀など、海水の摂取・循環に最適。
海水中でも腐食しにくい金属・チタン。海水用水中ポンプとして絶好の素材ですが、高価ゆえに汎用化が困難でした。バンクスの上位機種としてのマリンメイトは、チタンと樹脂を結合させることによって、その概念を打破。
さらに、汎用価格を実現。もちろん、軽い、強い、腐食しにくい。
材質革命の先駆・ツルミの自信作です。
【本格的海水用ポンプならではの幅広い用途を誇ります】
●海水の排水/船のビルジ、ピット
●海水の循環/生簀水槽、水槽ろ過、船の保冷水槽、海苔の撹拌
●海水の取水/生簀、生簀トラック
【海水に強いチタン】
海水用水中チタンポンプ・マリンメイトは、接液するすべての金属にチタンを採用しています。チタンはステンレスより表面の酸化皮膜がはるかに強固で、海水のような高い塩素イオン濃度条件下においても、優れた耐食性を示します。
【自動運転装置内蔵(自動形)】
自動運転装置を内蔵。電源を接続するだけで、自動運転ができます。さらに、専用フロートにより、波立ちや汚物による誤動作を防止します。
【モータ保護装置】
モータ保護装置を内蔵しておりますので、過負荷運転などで、モータが異常に発熱した場合に電気回路を遮断してモータを停止します。モータの温度が下がると自動的に復帰します。
【モータ】
乾式水中形誘導電動機
【エア抜きバルブ】
エアロック防止用として樹脂加工ならではのケーシングとの一体成形を実現しました。
【バックプルアウト構造】
オイルケーシングと上部ポンプケーシング間のボルトを外せば、羽根車が取付いた状態でポンプ部とモータ部に分離。主要部分が確認でき、保守点検が容易です。
【羽根車】
ハイスピン(過流)羽根車を採用。ロックを防止します。
【軸封装置】
モータ内部への浸水を防ぎ、水中ポンプにとって重要な機能を果たすメカニカルシールには、SiC製(炭化ケイ素)ダブルメカニカルシールを採用。オイルリフターとの組み合わせにより、更なる長寿命化を図りました。詳しくは下部をご覧ください。
【オイルリフター】
オイルリフター≪国内外特許出願・実用新案登録≫とは、メカニカルシール用潤滑装置です。オイルリフターの装備により、オイルは上部擢動面を常に潤滑・冷却し、さらに万が一、規定量のオイルが1/3に減少しても、潤滑・冷却効果を維持します。